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あおみかんのブログ

フリーランスのIT系エンジニア。ゲーム制作スタジオ4th cluster代表。

ギフテッドとまどか☆マギカ

ポエム

最近ちょっと思う所があって、一種の自己表現・主張として自分が気付いたことや考えてることを綴っていこうかな、と思います。 技術的な記事と分離した方が良いか迷ったのですが、僕という人格において技術面とこういった思考は不可分なので、ブログも分離しない方針で行こうということになりました。

ギフテッドとは

ギフテッド、というと中々馴染みのない言葉ではありますが「天才」と言い換えても差し支えのない言葉です。 特にここでは心理学者ドンブロフスキの主張に則っています。 並外れて賢い人は、特に幼少期に周囲とは異なる行動や考え方などを持つ、といったイメージは皆さんも抱いているのだと思います。

Overexcitability (過度激動)

ギフテッドの特徴として、とくに幼少期に過度激動と呼ばれる反応や行動を取るとされています。 これはいくつかに分類されます。

※ 説明は僕の独断ですのでやや雑です。気になる人は原典にあたってくださいね。

  • 精神運動性 (Psychomotor)
    • 多動性。落ち着きがなく話が飛躍しがち
  • 知覚性 (Sensual)
    • 神経質
  • 創造性 (Imaginational)
    • 不思議ちゃん
  • 知性 (Intellectural)
    • 知識とロジック
  • 感情性 (Emotional)
    • よく泣く、よく怒る、共感する

ここでは細かくそれぞれの定義を行いませんので、参考に挙げたサイトなどから読み取ってみてください。 (もっとも、本稿を読む上では言葉のニュアンスだけで十分でしょうけれど)

ここからは個人的な解釈ですが、この5つの性質は、その人が世界をどういう切り口で捉え、物事を学び取るときの軸足を何処に置くのか、という事を密接な関係にある、と考えています。 また「天才」と呼ばれる人でなくても、こういった5つの感覚のどれが軸足か、というのはあるのではないか、というのが僕の考えです。

まどか☆マギカのキャラクター

魔法少女まどか☆マギカ」には5人の魔法少女が登場します。ここで簡単な性格の概要と共におさらいしてみます。

  • 鹿目まどか
    • 友達を強く心配する
  • 暁美ほむら
    • 冷静沈着。 蓄えた知識を武器に戦う
  • 美樹さやか
    • 一人で勝手に悟ってしまう
    • 「やり方さえ分かっちゃえば簡単なもんだね」
  • 巴マミ
    • 「ティロ☆フィナーレ」「円環の理」など比喩的な表現をよく行う
  • 佐倉杏子
    • 思い立ってから行動に移すまでが早い。熱血

過度激動と魔法少女

ここまで直接的に書いたら「ああそういう話ね」と分かって貰えると思うのですが、過度激動の5分類とまどか☆マギカの5人の魔法少女は非常に綺麗に1対1に対応します。

  • まどか: 感情性
  • ほむら: 知性
  • さやか: 知覚性
  • マミ: 創造性
  • 杏子: 精神運動性

さやかだけちょっと対応付けが弱いんですが、それは本編でさやかが自分の能力を上手く発揮できなかったことからむしろ逆説的に明らかなのかな、という感じがします。

人は自分と共通するキャラクターに感情移入する?

上の方でも少し書いたのですが、人間誰しも、この世界の切り口と言うべきものがおおむね1つに搾られるのではないか。 それが性格や価値観、思考プロセスといったことに派生していく源泉なのではないか。という思うわけです。

そうすると、まどか☆マギカという作品では、誰でも自分と近い思考プロセスを持つ魔法少女をみる事が出来るので、彼女を通じて作品の世界を楽しむ事が出来るわけです。 さらには、人間関係で起きるトラブルや人生の失敗なども、この5分類によって典型的なパターンが決まってくるのかも知れません。 だから、彼女たちのトラブルや失敗には、どこか説得力を感じてしまうのではないか。 そこがまどか☆マギカのストーリーとキャラクター性が広く受け入れられ「面白い」と言われた理由の一つなのではないでしょうか。

参考記事