あおみかんのブログ

フリーランスのIT系エンジニア。ゲーム制作スタジオ4th cluster代表。

ヘルプマークとかに関する違和感と対策

f:id:akn_ep:20180318203110j:plain ( ヘルプマーク 東京都福祉保健局 より引用 )

ヘルプマークとか赤ちゃんがお腹にいるマークとかあるじゃないですか。

大変よい試みだと思う半面、問題点と対策に気づいたので、ちょっと記事にしてみようと思います。

前提:ヘルプマークや赤ちゃんマークが必要なのはどういう人か

引用したポスターの画像にもある通りですが、大前提として、助けが必要だからこういうマークを下げるわけです。 でも、これって身体的に弱者である事を示すマークでもあって、たびたび以下のような指摘を見かけます。

  • かえって悪い人に襲われる危険があって怖い
  • 襲われるほどじゃなくても、いやがらせなどを受けそうで怖い。あるいは実際に受けることがある
  • 自分が弱者である事を示すことで何らかの差別に会う潜在的な危険性を感じて怖い

まぁ、ざっとこんな感じの話をよく目にするわけで、そりゃそうだよなと思うわけです。

助けて欲しいのはどういう時か

さて、かくいう僕も当事者の配偶者でして、妻が下肢に問題を抱えています。杖ついてるタイプですね。 そういう体力や身体能力に制限のある人にとって何がキツいかというと、真っ先に揺れる乗り物で立ってるのが大抵キツいわけです。なので優先席はとりあえずナイスな試みだと思います。助かる。 もちろん他にも、人混みをかき分けて歩くのが無理とか、階段が無理とか、荷物を持ち上げるのが大変とかあります。

こういう場面でヘルプマークは役立つ…のを期待しているのだと思います。

あと、気絶しちゃった時とか、なんか道ばたで具合悪くなっちゃったときとかは、見りゃ分かるじゃないですか。それはもうヘルプマークあるかどうかに関わらず、そもそも一声かけてあげようよ、というのが僕の考えです。*1

こういった本人が自力で何も出来なくなってるケースは、ヘルプマークの範疇じゃないと思ってます。

結局なにが問題か

前述と被るんですが、弱者にラベリングをするというのが、既に差別や各種犯罪被害の基礎を固めちゃう行為なので、好ましくないわけです。

犯罪者はターゲットにしやすい。差別する人にも差別の最初のキッカケや気づきを与えてしまう。

つまり、誰が弱者かパッ見では分からないようにした方が好ましいと思うわけです。

別解の提案

まぁ、こんな背景で、別解を思いついたのです。

それは「弱者に手を差し伸べる余裕がある人が提示するマーク」を作ることです。

これはいわば強者の側をラベリングする行為です。なのでそんなに差別を増長しないと思います。

もちろん、これも潜在的には悪人が身につけることで悪事に利用されるリスクはありますが、助けを求める相手を弱者側が選べる点で、まだマシだと思います。

ほかにも同調圧力が発生しそうなど問題点は僕も思いつくんですが、現行のヘルプマークなどより幾分マシじゃないかなと思うんですよね。

どのみち、人生に余裕があって弱者救済にちょっと体力や時間を費やしても良いと思う人がいないと成り立たないのはヘルプマークもこれも一緒なので、だったら差別を増長する危険がすくないこっちの方がマシかなーと。

思いつきをざっと書いただけなのでやや雑ですが、当事者や関係者は割と分かってくれるんじゃないかなぁ。 割と良い案な気がするので、行政関係の人とかそういうNPOやってる人とか、好きにパクってください。

*1:ちなみに僕は前に尋常じゃなくふらふらしてる人に声を掛けたら何らかの薬物服用した気配のあるお兄さんにそっとしておいて欲しい旨を言われてアッハイとなりました。